ペーパーレス化でデスクにしまう書類が激減
いよいよ着手する企業も増えてきたペーパーレス化ですが、皆さんのオフィスの状況はいかがでしょうか。
実際にペーパーレス化を実施した企業からは、膨大の書類の山から開放され、紙資源を驚くほど削減できたという声も上がってきています。
従来、オフィス内で扱う書類は、伝票や証票、申請書、特に分厚い業務マニュアルに至るまで、これまでそれぞれの社員がすべて紙で、バインダーやファイルなどに綴じて管理するのが一般的でした。
これらが一気に電子化され、各社員それぞれが重複して持っていた書類の山が消える訳ですから、その影響は十分に体感できるほどにまで至るという訳ですね。
ペーパーレス化で不要となった収納スペース
ペーパーレス化によって収納スペースにも変化が見られました。
大量の書類を廃棄することで、結果としてデスク上のスペース、キャビネットのスペース、ロッカーのスペースなど、様々な収納スペースがスッキリ空いてしまったという現象も見られています。
これまで書類等でパンパンだった収納スペースの多くが突然空きスペースとなってしまう訳ですから、気分的にもスッキリすることは間違いないでしょう。
これからは収納スペースではなく、快適なオフィス環境を優先
本来は十分な収納スペースを考慮した、オフィス家具を選ばなければなりませんでしたが、ペーパーレス化によって、そのオフィス家具選びの選定のポイントも変わってきました。
必要最低限の収納スペースとすることで、デスク上のスペースをより広く確保できたり、本来収納スペースであった部分(特にデスクの下部周辺)を、足元のゆとりスペースとして確保できたりと、もしくはデスクのコンパクト化によって、同じスペースでもより多くのスタッフが仕事ができたりと、新しい視点が加わってきています。
ペーパーレス化に最適なオフィス家具選定の6つのポイント
それではペーパーレス化に伴い、今後はどのようなオフィス家具を選べばよいのでしょうか。
ここではオフィス家具の選定に役立つ6つのポイントを紹介いたします。
- フリーアドレスなど、机上の仕切りが明確でないので一人一人の有効スペースをしっかり考えてサイズを選ぶ。
- 中央に配線ダクトがあれば何かと便利ですが、Wi-Fi環境も整備されたオフィスが当たり前になりつつあり、pcはパーソナルロッカー内で保管しつつ充電するケースも増えており、そういった場合は不要になるのでオフィス環境を考えて選ぶ。
- テーブルの脚は「四本脚」「T字脚」「X(エックス)脚」と複数あり、四本脚以外は足元を広く使えるのでオススメ。
- 通常の単体デスクに比べ、テーブルはデザイン豊富なのでワークスペースのコーデが多岐。
- 無駄な物を置かない習慣づけになり、整理整頓に繋がる。
- テーブルやフリーアドレスデスクは従来の単体デスクの高さ700㎜に対し720㎜の物が多く、アームチェアを選んでも、収納ができないといったケースが少ない。
今回は、【ペーパーレス化に合わせて選びたい】新しいオフィス家具選定のポイントと題して解説して参りましたが、いかがでしたでしょうか。
良いオフィス家具選びの一助になれば幸いです。
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