オフィスチェアの選び方シリーズ。今回のテーマは「ひじ掛け」です。3次元/3Dというレベルではなく、4次元/4Dといった、高度なテクノロジーが組み込まれたひじ掛けも増えて参りました。。
本記事では、オフィスチェアの「ひじ掛け」のそれぞれの特徴について、オフィス家具好きの私によるコメント付きで、深くわかりやすく解説して参ります。
【ひじ掛けの選び方】「四次元可動アーム」特徴解説
四次元可動アームとは?
四次元可動アームとは、調節用のレバーがついており、それを持ちながら自分のフィットする所まで、ひじの位置をワンアクションで簡単に動かすことができる機能です。
ひじの位置を決めるのは、調整が難しいので、それがストレスになってしまうことがあります。四次元可動アームが搭載されたチェアであれば、そのストレスを解消してくれます。
四次元可動アームはなら時間をかけることなく、一瞬で自分が心地良いと感じる位置に腕の位置を変えることができます。例えば、さっきまではこの位置が楽だったけど今はこの位置の方が楽っぽいなと感じた時にも、ワンアクションですぐに位置を変えることができます。
その時のワークシーンや身体の状態、疲労感に合わせてすぐに調整できるので、身体の負担や疲労感の軽減や緩和が期待できます。
【ひじ掛けの選び方】「アジャストアーム/4Dアーム」の特徴解説
アジャストアーム/4Dアームとは?
アジャストアーム/4Dアームとは、ひじの部分を上下、前後、左右に調整することができる機能です。さらに角度を調整することも可能です。ひじの位置を自分の好みに合わせて簡単に調整することができます。
パソコン作業時に支えてほしいひじの位置と、会議や打ち合わせの時に支えてほしい時のひじの位置は違いますよね?
朝、昼、夕方など時間帯によっても疲労感を覚えるひじの位置はわずかに変わってきます。体格によっても楽に感じるひじの位置は変わってきますし、その日の体調によっても変わってきます。
そういった個人個人で感じ方に差が出てくる心地良さを、上下、左右、前後、角度と、わずかな位置で手軽に変えることができる4Dアームなら、個人に合ったベストな心地良さを作り出してくれます。
【ひじ掛けの選び方】「スマートオペレーション」の特徴解説
スマートオペレーションとは
スマートオペレーションが搭載されたオフィスチェアとは、オフィスチェアに備わっている色々な調整機能の操作を、ひじの先端と座面の下に集約し、レバーで手軽に変えられる機能がついたもののことを言います。
一般的なオフィスチェアの場合、背面の角度を変えたい時、座面の高さを変えたい時、ひじの位置を変えたい時は、それぞれ調整をする場所が違います。
わざわざ椅子から降りて調整をしなければならない時もあるので、調整をすればせっかく快適に座ることができるのに、煩わしさが勝ってそのままということは意外と多いものです。
このスマートオペレーションは、操作レバーがひじの先端と座面のすぐ下に集約されているので、わざわざ椅子に降りることもなく、座ったままで各箇所の調整が手軽に行うことができます。
【オフィスチェアの選び方】ひじ掛けの種類と特徴解説 まとめ
オフィスチェアの選び方シリーズ。今回はのテーマは「ひじ掛け」でしたが、いかがでしたでしょうか?
オフィスチェアと言えば、いろいろな種類はあっても一見すると同じに見えてしましますが、このように各メーカーごとにさまざまな工夫の違いがあることが、お分かりいただけたかと思います。
長時間、長期間使うオフィスチェアだからこそ、外見だけでなく細かい機能についてもよくチェックをした方が良いです。とは言っても、オフィス家具業界は専門用語や、聞き慣れない横文字がよく使われていたりしますよね。
自分に最適なオフィスチェアを見つけるためにも、わからない事は店員さんに聞いてみるのが良いです。実店舗があるオフィス家具店では電話でも相談を受け付けている店舗もありますので、お問い合わせしてみるのも良い手です。
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